いざという時、頼るのはレスキューパラシュートです。一秒の開傘の遅れが致命的になることさえあります。いざという時、後悔しないために・・・。
あなたのパラシュートは「4秒」で開きますか?
エマージェンシーパラシュート、セカンドチャンスなどとも呼ばれています。日本では毎年10件ほどの開傘報告があります。しかし、実際に必要であったシチュエーションはもっと多いはず・・・?
投げるって言っても、実際はどうすればいいのでしょうか?
投げる必要があるのはどんな場合? 良い投げ方ってありますか?気をつけることは?
レスキューパラシュートを開傘するのは、穏やかに座っている時ではありません。実際に投げる場合には、かなりの揺れを伴い、激しく動いているはずです。
レスキューはお守りではないという認識で正しい用法を身につけることが大切です。いつか使う日が来るかもしれません。その時には必ず自分の意志で使いこなし、レスキューパラシュートの効果を最大限に引き出さなければならないのです。
理解し試し投げをし、レスキューの感覚を感じ取ってもらいます。
フライトスーツにヘルメット、グローブも着用して、無線機を使用します。実際のフライトと同じ条件で行います。
このシミュレーターは通常のよりも大きく揺れ、フラットスピンのような動きもします。
前後に振り子運動する点だけ、実際とは異なります。
いつもフライトしている時と同じスタイルでぶらさがります。
実際に開傘するときは、穏やかなシチュエーションのはずはありません。
なるべく不安定な環境で開傘することをシミュレーションします。
実際に振り子運動であるはずもありませんが、不安定さがポイントです。
ただ投げるのではなく、指示を聞き、投げる決断をし、レスキューのトグルをつかみ、コンテナを引き出す・・・という流れを踏むことが大切です。
無線機の声を冷静に聞くこと、指示通りに行うことも練習します。
穏やかなシチュエーションでレスキューを出したことはあっても、このような不安定な環境で投げるのは初めてでしょう。
普通に投げてしまえば、インナーパックからレスキューパラシュートが出てしまうので、1回で終わってしまいます。
事前にコンテナを縛ってから行いますので、何回でもチャレンジできます。
実際の講習では「3回」投げることになります。
シミュレーションといえども野外で開傘してしまえば、レスキューが汚れたり傷ついたりしてしまいます。でも、室内だから、その心配もありません。
湖上では1回しかできませんが、室内であれば何回でもチャレンジできます。
参加パイロット全員の開傘シーンをビデオに収録して、 一回一回ビデオで開傘の模様を振り返ります。
引き抜くスピードは?投げる方向は?ビデオを見てチェックです。
開傘シミュレーション後は、JHFレスキューパラシュートリパック認定員によるリパックが行われます。リパックとは乾燥させるだけではありません。パラシュートの点検、トグル、インナーの確認、収納部分の確認、ベルクロテープの加減、などなど・・・スムーズにストレスなくインナーパックが出てくるように、細心の注意をはらって収納します。
高々度フライトをしていて、フライトギア一式をお持ちの方ならどなたでも受講できます。
お一人 10,000円(消費税込み)
<平日ご希望の方>
7:00pm~ 理論講習
7:30pm~ 開傘シミュレーション
10:00pm 終了
リパックし後日お渡しになります。
<土日祭日ご希望の方>
3:00pm~ 理論講習
3:30pm~ 開傘シミュレーション
6:00pm 終了
リパックし後日お渡しになります。
注1:タイムスケジュールは変更する場合がございます。
注2:参加のご希望に変更も可能です。
注3:当日リパックしお渡しも可能です。